防水ブーツ、
雑誌『タンデムスタイル』編集長が検証

フランスのブーツスニーカーブランドPALLADIUM(パラディウム)の人気アイテムは、防水性の高い軽量ハイカットブーツ「PAMPA HI SEEKER LT+ WP+」 。一部バイカーの間で人気になっていることもあり、雑誌『タンデムスタイル』の編集長が、1ヶ月以上にわたり履いた検証記事を書いてくれました。

PAMPA HI SEEKER LITE+WP+は
ライダーが気にすべき一足だ

プロテクト機能に重きを置いたゴツいライディングシューズはちょっと…、という人もいるだろう。
そんな人にはオーソドックスなスタイルながら、さまざまな機能が詰め込まれたブーツはどうだろう?

TUFFET

BLACK

ANTIQUE WHITE

車種、スタイルを選ばない
軽量防水シューズ

ツーリングに出かければ、1日に数百㎞、さらに高低差のある場所を移動することはザラだ。その間、天候や気温も大きく変わることは多々ある。さらに観光もすれば歩く距離も相当なものになる。そんなわけで、歩きやすくて雨にも対応できるライディングシューズを求めているライダーは少なくない。実際にシューズを扱っているメーカーの多くは防水タイプをラインナップしている。また、最近はプロテクターが目立つゴツめのシューズはちょっと…、というライダーもけっこういる。

そんなライディングシューズ然としていないモノを探している人に見てもらいたのが、パラディウムのパンパ・ハイ・シーカー・ライト+WP+というブーツだ。“CITY EXPLORATIONー都市探検ー”をコンセプトに“オリジナル性”“機能とデザインが融合した実用性”“トレンド性”を意識して作られたミリタリーテイストのフラッグシップモデルで、防水機能も備わっている。その一番の特徴は軽いこと。長時間履き続けることが多いライダーにとって、この軽さが疲労蓄積を遅らせてくれることは間違いないだろう。

さらにさまざまな実用的な機能が備わっているうえ、シンプルなルックスはどのスタイルにも合わせやすく、車両のカテゴリーも選ばない。シューズ選びに悩んでいるのなら、候補に入れてみるべき一足として覚えておいてほしい。

軽い!

アッパーの素材にポリエステルを採用し、ソールもアウトソールの素材を変えるなどの工夫によって、片足約370gとなっている。実際に持ってみるとハイカットのブーツにしてはかなり軽いと感じるはずだ。

雨に強い!!

アッパーに撥水性があり、防水・透湿機能のあるメンブレンが挟み込まれていることで、防水仕様となっている。さらにアウトソールに滑りにくいゴムを採用しているので、雨の日のマンホールも怖くない!

サイドジップを採用したことで脱ぎ履きがラク。止水ファスナーを採用することで防水を意識しているのと、スライダーの引き手にヒモが付けてあり、グローブを装着したままでも上げ下げしやすい。

取り外せるインソールはハニカム構造になっていて、クッション性を確保するなど快適な履き心地に貢献している。また取り外して洗えるので、清潔性の維持にも役立つ。

防水をうたうだけあって、タンの両サイドは途中までキャンバスでしっかりとおおわれている。同様にサイドジップの裏側も同じ高さまでキャンバスでおおわれているのだ。

カカト部にはプルストラップがあるので、ここに指を引っかけるだけで脱ぎ履きがかなりラクになる。さらにその下にもループがあり、靴ヒモをカカトまわりに回す際に重宝する。

2種類のヒモが同梱されていてるので、気分に合わせて交換してみてもいいかも。靴のカラーによってヒモの色も異なる。

アッパー部分とシュータンを縫い合わせたガセットタン仕様で、サイドからの雨水の侵入を防止。さらに、ソールに軽量かつクッション性のある≤LITE TECH≥を採用するなど、素材には新しい技術がしっかりと反映されている。

LINE UP


PAMPA HI SEEKER LITE+ WP+

PRODUCT No:77856
PRICE:¥18,700(tax incl.)
SIZE:22.5-29.0cm

SAHARA/ECRU

BLACK

GRAY FLANNEL

ANTHRACITE

TUFFET

BUTTERNUT

ANTIQUE WHITE