MY EXPLORATION vol.17 松本素生(GOING UNDER GROUND)
下北沢にてEDITION

パラディウムが掲げるテーマ"CITY EXPLORATION(都市探検)"。現代都市探検家の姿を追いかけるMY EXPLORATION。そして、この厳しい情勢下に”FUTURE IS BRIGHT(明るい明日)”というメッセージを掲げた。今回は松本素生(GOING UNDER GROUND)から話を聞いた。

GOING UNDER GROUNDは1992年に結成。数度のメンバーチェンジを経たのちに初代メンバー5人が揃うと、1998年にインディーズミニアルバム『Cello』でCDデビューを果たした。2001年6月にシングル『グラフティー』でビクターよりメジャーデビュー。2006年7月には初の日本武道館ワンマンライブを成功させた。その後、メンバー脱退などがあり、2016年より3人体制に。2018年にCDデビュー20周年を迎えると、シングル、アルバム、ベスト盤を立て続けにリリースし、バンド初のビルボードライブを行うなど、精力的にアニバーサリーイヤーを駆け抜けた。その後も、コンセプトライブシリーズの企画や、コロナ禍による完全リモートレコーディング楽曲のリリースなど行うなど、常に話題に事欠かない。

松本素生はバンドの楽曲の数多くを作詞・作曲しているが、それだけに留まらない。THE COLLECTORSやKinKi Kids、V6、藤井フミヤ、中村雅俊、松たか子、MEG、メロン記念日、ベイビーレイズ、amiinAなどへの楽曲提供(一部作詞のみ)や、ソロプロジェクト「SxOxU(ソウ)」、「松本素生」としても活動。また、音楽フェス<ROCK IN JAPAN FESTIVAL>でのDJや音楽専門チャンネル・スペースシャワーTVでの番組VJなども担当し、そのマルチな才能で、日本の音楽シーンを様々な側面から支えている。

今回は、音楽とファッション、そして<ニテ>で履きこなしたPAMPA HI ORIGINALE(以下、オリジナーレ)にまつわるキーワード、コロナ禍で感じたことなどから表現者・松本素生を紐解いた。

バンドしかやりたいと
思えることがなかった

―松本さんが音楽を始めるきっかけは何だったのでしょうか。

小学校5年生のクリスマスプレゼントで、サンタクロースという名の両親から貰ったTHE BLUE HEARTSの『TRAIN TRAIN』のカセットテープ。

―プロのアーティストとして生きていこうと思ったきっかけとは。

バンドしかやりたいと思えることがなかったので!

―自身がプロの音楽家だ。そう感じた瞬間や出来事がありましたらお伺いさせてください。

話が戻りますが、やはり小学校5年生のクリスマスに貰ったTHE BLUE HEARTSの『TRAIN TRAIN』を聴いた後ですね。

自分から出てきた
声や言葉を疑わない

-バンド結成から、そしてひとりの表現者として、これまでに喜びを感じた時。そして、活動の中で特に印象に残っているできごとを教えてください。

頭の中にあった自分のオリジナル曲をバンドで鳴らせた時です。17歳でした。

-苦悩や困難。それはどのような時に感じるものでしょう。

そのようなことは、もうなくなりました!

-それらを感じた時には、どのように向き合い、消化をしていますか?

音楽による苦悩や困難は、ほぼ煩悩によるものだと思っていますので、とにかく自分の思うままに制作したり、歌ったりで解決できます。

-様々な手法で自身の表現を伝えていると思いますが、松本さん自身が“大切にしているモノ・コト・想い”について教えてください。

自分から出てきた声や言葉を疑わないこと。

ファッションは、
自分らしくいるために必要なもの

-活動とファッションは、表現の手段として切れない関係だと感じますが、改めて松本さんにとってファッションはどのような存在でしょうか。

自分らしくいるために必要なもの。

-ライブや作品ビジュアルを決めるうえで、松本流のファッションの決め事はありますか。

着たいものを着る。それだけです!

-松本さんにとって、靴とはどんな存在でしょう。

僕はめちゃくちゃ歩くので、履き心地と耐久性をまず大事にしています!

-この情勢下、ファッション業界も大きな影響を受け、在り方も新たなフェーズへ向かうために模索を続けていますが、ファッションはあらゆる人が選択することができる表現提供をする存在だと感じています。この時期にファッションの在り方について、考えることはありましたか?

値が張っても、流行に左右されず使い捨てじゃないものが欲しいと思います。

-機材設定など、アーティストにとって足元も重要なポイントとなり、それぞれの人が練習やプライベートで、自身にしっくりとくる様々なアイテムを探していると感じます。松本さんからみて、オリジナーレはどのようなスニーカーだと感じたのでしょうか。

歳をとっても、ずっと履ける気がします。

-今回履いて頂いたのは、70年以上続くパラディウム伝統の系譜であるアイコンアイテムのオリジナーレです。

ちょっとやそっとで変わらないことはすごいことだと思います。

-デビューから23年の時間・歴史を持つ松本さんが持ち続け、さらにブラッシュアップされた、オリジナル(独創的・独自・感性・これだけは譲れない)なモノ・コト・想いはありますか?

まさに自分のバンドがそれです。

根本の所は何にも変わってない

ーCOVID-19の世界的流行の影響により、あらゆるエンタテインメントが表現・発信方法など変えざる得なくなりつつあります。この時期を経て、松本さん自身の活動に起こった影響・出来事。また、エンタテイメント業界のこれからのありかたや、自身の今後活動について感じたことなどはあったでしょうか。

根本の所が、実は何にも変わっていないです。パンデミックが起ころうが、生活様式が変わろうが、「バンドをやりたい」「昨日より良い曲を書きたい」。それだけです。

ー日本、東京。そして今回出演した<ニテ>の舞台、下北沢の街をどのように見ていたのでしょう?

よそ行きムード(笑)。

ー一時的にライブハウスや舞台がやり玉に挙げられる時期がありましたが、それらは逆に多くの消費者へと、エンタテイメントを目の当たりにする体験の貴重さ、重要さを感じるきっかけになったのではないかと感じています。この期間、松本さん個人が感じていたこと、想いはありましたか。

例えば収支的な所を言えば大変なことって色々あると思うんですが、関係ないです。自分には。やりたいから音楽は続くし、やりたくなかったらそれまでのことだったんだなと思います。

ーこの状況下で、改めてアーティスト、カルチャーの表現者の存在意義とは。表現者として、俯瞰的に感じたことを教えてください。

この状況下とは別で鳴っている音楽が聴きたいです。

ーCOVID-19の影響により、世界中の人々の生活に変化が表れています。この時期を過ごす今。松本さんが企んでいること、あえてやってみたいことはありますか?

一対一の弾き語りライブをやりたいですね。

ー松本さん発。「音楽家、表現の提供者として、明るい明日を作るために行おう」と思っていることなどありましたら、教えてください。

好きを続けること。

Photograph:Kaoru Ito
Text:Yamane
Edit:MK(OM)
Special Thanks:下北沢にて'20/ 下北沢 / 近松

PROFILE


GOING UNDER GROUND

1992年、埼玉県桶川市にて中学の同級生だった松本素生、中澤寛規、石原聡、伊藤洋一の4人でバンドを結成。河野丈洋が加入した1994年を機にGOING UNDER GROUNDと名乗る。その後数度のメンバーチェンジを経たのち1997年に初代メンバー5人が揃う。1998年12月12日、インディーズミニアルバム『Cello』でCDデビュー。2001年6月にシングル『グラフティー』でビクターよりメジャーデビュー。2006年7月、初の日本武道館ワンマンライブを成功させる。2009年4月、日比谷野外大音楽堂でのライブをもってkey.伊藤洋一が脱退。

2010年にポニーキャニオンへ移籍。同年、メンバーの地元である桶川市民ホールにて初の凱旋ワンマンライブを開催。2015年1月31日、渋谷公会堂ワンマンライブを最後にDs.河野丈洋が脱退。2016年1月、3人体制となり約4年ぶりのシングル『the band』をリリース。同時にバンド初のドキュメンタリーDVD『the band〜記録と記憶』を発売。2016年8月 アルバム『Out Of Blue』をビクターエンタテインメントよりリリース。同年末より自主企画イベント<全方位全肯定>を開催。THE COLLECTORS、銀杏BOYZ、スカート、Homecomingsなどベテランから若手まで多様なアーティストとの共演が話題となる。2017年5月、サポートメンバーだった橋口靖正の急逝を受け制作した『超新星』をシングルリリース。

2018年、CDデビュー20周年を迎え、再録盤アルバム3部作、シングル『スウィートテンプテーション』、アルバム『FILMS』、2枚組ベスト盤『ALL TIME BEST』と作品を次々とリリース。バンド初のビルボードライブを行うなど、精力的にアニバーサリーイヤーを駆け抜けた。2019年よりコンセプトライブシリーズ<雨旅selection><夕旅selection><星旅selection>を敢行。2020年、コロナ禍で活動が制限される中、完全リモートレコーディングによる新曲“望郷東京2020”“ビーチパーティー”を立て続けにダウンロードリリース。

MODEL/PRODUCT


PAMPA HI ORIGINALE
パンパ ハイ オリジナーレ
PAMPA OX ORIGINALE
パンパ オックスフォード オリジナーレ

PALLADIUMは、航空機タイヤを製造していた際のキャンバス地と加硫ゴムを組み合わせた製法を応用し、1947年より耐久性に優れたキャンバスブーツをつくり始めました。当時、フランス軍から、「熱帯地方で使用するための快適で耐久性に優れたシューズをつくってほしい」という依頼を受け、完成したのが、70年の歴史を経た今も履き継がれている「pampa(パンパ)」シリーズです。

創業70年となった2017年に、「pampa」 黎明期の雰囲気を再現した『PAMPA HI ORIGINALE(パンパ ハイ オリジナーレ)』『PAMPA OX ORIGINALE(パンパ オックスフォード オリジナーレ)』の2モデルを発表。世界で最も伝説的とも言われるフランスの外国人部隊の歴史の1ページを飾ったブーツが、70年の時を経て、蘇りました。

EVENT INFO


TITLE:Sou’s Fountain in 「あぼわぁーる」~実家で歌う松本素生~
GOING UNDER GROUND 松本 素生 15名限定ライブ
DAY:2021.06.05(SAT)
TIME:OPEN 13:30/CLOSE 15:00
PLACE:画廊カフェ あぼわぁーる
TICKET & MORE INFO

TITLE:"with YOU"15th anniversary LIVE!
DAY:2021.6.26(SAT)
TIME:1回目 OPEN 13:30/START 14:00 2回目 OPEN 16:00/START 16:30
PLACE:下北沢SHELTER
TICKET & MORE INFO