パラディウム×文化服装学院、
コラボ第1弾はデコシューズ!

フランスのブーツスニーカーブランドPALLADIUM(パラディウム)は、今年100周年を迎えた文化服装学院とコラボレーションを実施。産学連携の取り組みの第1弾として、ジュエリーデザイン科とファッショングッズ専攻科の学生たちがパラディウムブーツのデコレーションを行いました。

文化服装学院と産学連携

文化服装学院は、アメリカのビジネスマガジンCEOWORLD magazineの『世界のファッションスクールランキング』で、国内のファッションスクールとして唯一トップ10に入ったことのある服飾のプロフェッショナルを養成する専門学校。

パラディウムは、今までにKENZO(ケンゾー)やJUNYA WATANABEとのコラボ実績がありました。この2人が共に文化服装学院の卒業生という縁もあり、今回の産学連携の取り組みを行うことに。


まず、パラディウムの担当者が授業に参加し、ブランド過去の取り組みの紹介などを行いました。その上で、取り組みの第1弾としてジュエリーデザイン科とファッショングッズ専攻科(ジュエリーを選択している学生のみ)の学生たちが、自由にシューズデコレーションをすることに。

作品が完成した後は、モデル撮影会を実施。パラディウムとインフルエンサー契約を交わした女優の村山優香さんと、ミス慶應理工2021 GPの青野さくらさんがモデルに。青野さんは、得意の書道を生かして、シューズのかかとに、「桜」や「巴蕾濔夢」(パラディウム)と筆で書き入れも行いました。

学生たちは、アッパーに絵を描いたり、アクセサリー制作に用いる素材などを取り付けてデコレーションしたり、思い思いに作品づくりに没頭し、シューズをアレンジ。世界でたったひとつのシューズができあがりました。

今回作成してもらった12足のシューズは文化服装学院の文化祭でお披露目され、12月からはパラディウムのオフィシャルストアであるS-Rush(エスラッシュ)の原宿店と横浜店にディスプレイします。

原宿店

東京都渋谷区神宮前3-24-1
インザストリームビル 1F・B1F
TEL 03-6455-4125
営業時間 11:00~20:00

横浜店

神奈川県横浜市中区新港1-3-1
MARINE&WALK YOKOHAMA 1F
TEL 045-225-8075
営業時間 11:00〜20:00

青野さくら バージョン

大場 南斗星
上地 伶奈
冨石 愛菜美
チョ ヒョウケツ
金子 ひな

撮影モデルのさくらさんの名前とシューズのカラーから「夜桜」をイメージしてみました。
チャームポイントの笑った時の目も、寄せものや真鍮線で表現し、最後に書道の師範でもあるさくらさん本人から「桜」と「巴蕾濔夢(パラディウム)」を筆起こししてもらいました。

村山優香 バージョン

カク ファンティン
山田 将人
西野 陽光
堀 こより

今回の撮影モデル村山優香さんの愛犬をモチーフにして、顔と肉球と名前をデコレーションし、被毛をフワフワ素材で表現しています。また、優香さんが似合うパールもあしらいました。

デコデコ バージョン

西野 陽光
堀 こより

カラフルでポップなカワイイデザインに、アメコミ感を取り入れ、アクリル絵の具やホットフィックスでキラキラ感を表現しました。また、スタッズのついた革で靴を覆うことで、イラストとのバランスを図っています。

山田 将人さん

ジュエリーをつくるためのバーナーを使い、ユーズド加工を施したことで、ヴィンテージ感を出してみました。

チョ ヒョウケツさん

探検に持っていくスーツケースにあるベルトをモチーフとしてデコりました。アルミをフリルの形に変形し、ガーリーさもプラスしています。

上地 伶奈さん

アッパーにラウンド型のスタッズでお花の形に装飾しました。デニム素地などのカジュアルアイテムに合わせやすく、オールホワイトのスタイリングがオススメです。

西野 陽光さん

靴をキャンパスに見立て、自分の頭の中の世界をペンで自由に表現しました。ダークポップな世界観の中に、ホラーとポップが交わっていますが、同じ画材と雰囲気でトンマナを合わせました。

カク ファンティンさん

製品にある靴ひもを赤いリボンに取り替え、自作の金色のリボンを散りばめることで、この靴が貴重なプレゼントに見えるようにしました。

冨石 愛菜美さん

このシューズのカラーでもある「サハラ(砂漠)」に合わせ、古代紋様などからインスピレーションを受け、白いポスカで模様をペイントしました。

堀 こよりさん

ポスカと大粒なラメを使用して、シューズにバラまいてみることで、自分の大好きなメルヘンポップな世界観を靴で表現することができました。

大場 南斗星さん

シューズ全体をスポンジに見立て、ショートケーキ風にペイントを施しました。アクセントにパールやレースを付けて可愛く仕上げました。

金子 ひなさん

文化服装学院について

日本最初の服飾教育学校として認可されて以降、日本のファッション教育の中心的役割を果たし、2023年に創立100周年を迎える。コシノヒロコ、コシノジュンコ、高田賢三、山本耀司、津森千里、丸山敬太、皆川明(minä perhonen)、高橋盾(アンダーカバー)、落合宏理(FACETASM)など、国内外で活躍するデザイナーをはじめ、流行の最先端で活躍するクリエイターや、様々な職種でファッション業界をリードする人材を輩出。文化服装学院を飛び立った30万人以上の卒業生たちは、日本のファッションを世界トップレベルまで押し上げ、その第一線で活躍を続けている。
【OFFICIAL WEBSITE】https://www.bunka-fc.ac.jp/